FREEDOM BETRAYED 2016 4 3
"I said that the whole Japanese war was a madman's desire to get into war.
He(MacArthur) agreed."
書名 日米戦争を起こしたのは誰か
著者 加瀬 英明 藤井 厳喜 稲村 公望 茂木 弘道 勉誠出版
著者によれば、
この本は、アメリカ大統領のハーバート・フーバーの大著である、
「裏切られた自由」("FREEDOM BETRAYED")のエッセンスを日本人に伝えるものです。
「FREEDOM BETRAYED」は、なぜか日本語に訳されてなく、
また900ページを超える大著なので、一般の日本人には近づきにくいものとなっています。
しかし、日本人の歴史観に大きな衝撃を与えるものであり、
第二次世界大戦について論ずる全ての人の必読の書であるという。
それでは、フーバーが明かす衝撃の真実を、
「FREEDOM BETRAYED」から引用しましょう。
(1941年7月の経済制裁は)日本に対する宣戦布告なき戦争であった。
アメリカを戦争へ誘導していったのは、
他ならぬルーズベルト(大統領)その人であった。
「日本との戦争の全ては、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望であった」と、
私(フーバー)が言うと、マッカーサーは同意した。
私(フーバー)は、更に続けて、次のように言った。
「1941年7月の(日本への)経済制裁は、単に挑発的であったばかりではない。
それは、たとえ自殺行為であるとわかっていても、
日本に戦争を余儀なくさせるものであった。
なぜならば、この経済制裁は、
殺人と破壊を除く、
あらゆる戦争の悲惨さを(日本に)強制するものであり、
誇りのある国なら、とても忍耐できるものではないからだ」
この私の発言にも、マッカーサーは同意した。
(1941年9月の)近衛の和平提案は、
駐日アメリカ大使もイギリス大使も、
祈るような気持ちで実現を期待していた。
(にもかかわらず、ルーズベルトは拒否した)
(引用、以上)